ガスの単位
※以下に、本サイトで使用しているガスの単位を説明します。
%LEL
可燃性ガスの爆発下限界の濃度値に対する割合を百分率で表した単位。
ppb
ガスの濃度を10億分の1の単位で表したもの。※1ppm=1000ppb
ppm
ガスの濃度を100万分の1の単位で表したもの。※1%=10000ppm
vol%
ある体積において特定の物質(あるいはガス)が、その体積中でどの程度占有しているかを百分率で表した単位。「vol」はVolumeを意味します。
ガスの用語
※以下に、本サイトで使用しているガスの用語を説明します。
13A
「都市ガス」の一種。 主成分は天然ガス。 その他製造ガスには「12A」「6A」「5C」等があり、それぞれの成分が異なる。
HC
ハイドロ(H)カーボン(C)の略。 (同意語:炭化水素)
LEL(爆発下限界)
可燃性ガスが空気と混合して、着火によって爆発を起こす最低濃度。「Lower Explosion Limit」の略語。
LNG (Liquefied Natural Gas)
液化天然ガスの略。 天然ガスより硫黄分、水分を除去したあと「-160℃」まで温度を下げて液化したもの。常温では気体になる。
LPG (Liquefied Petroleum Gas)
液化石油ガスの略。原油を精製してできたプロパンとブタンを主成分とし、その他プロピレン、ブチレンの混合ガス 常温常圧下では気体。
TLV
ほとんどの作業者が連日繰返し被爆しても健康上悪影響をこうむることがないと考えられる有害物質の濃度。TLV-TWA、TLV-STEL、TLV-Cがあり、ACGIH(米国産業衛生専門家会議)が定めたもの。「Threshold Limit Values」の略語。閾(しきい)限度値と訳す。
UEL(爆発上限界)
可燃性ガスが空気と混合して、着火によって爆発を起こす最高濃度。「Upper Explosion Limit」の略語。
ブタン
原油を精製してできたガス。イソブタンとノルマンブタンがあるが、工業用で使わるのはイソブタン。
プロパン
原油を精製してできたガス。一般家庭の燃料として使われる。
メタン(CH4)
天然ガスの主成分。
可燃性ガス
空気中または、酸素中で燃えるガス
許容濃度
労働者が有害物質に曝露される場合に、当該物質の空気中濃度がこの数値以下であれば、ほとんどの労働者に健康上の悪い影響がみられないと判断される濃度。日本産業衛生学会の勧告値。
炭化水素
炭素原子(C)と水素原子(H)だけでできた化合物の総称。
天然ガス
天然(地中)にて産出されるガス。主成分はメタン。
特殊材料ガス
半導体製造過程で使用されるガスで、燃焼性、毒性等の危険性の高いガス。
毒性ガス
有害ガスの内、許容濃度が低く毒性を有するガス。
防爆構造
爆発性ガス中の雰囲気中において、機器内部の着火源が外部に影響することを防ぐまたは、着火源を持たない構造のことである。「耐圧防爆構造」「本質安全防爆構造」「内圧防爆構造」などがある。
ニオイとは
大気中に浮遊する分子量が300以下の主に有機物で、水および脂質にある程度の溶解性がある物質で、約40万種にニオイがあるとされています。
ニオイの表現は、ひとに快感を与える「匂い」「香り」や不快感を与える「臭い」「悪臭」などさまざまです。
臭気指数とは
嗅覚測定法による臭気の数値化の方法の一つ。その臭気を無臭の清浄な空気で希釈した時ちょうどにおわなくなった時の希釈倍数を臭気濃度といい、これを対数変換し、10倍したものを臭気指数といいます。
臭気指数の測定方法は、主に三点比較式臭袋法が用いられます。