可燃性ガス(inflammable gas)
ガス名 |
可燃性ガス(inflammable gas) |
分子式 (化学式) |
- |
概要 |
可燃性ガスとは、空気中又は酸素中で燃えるガスのことです。代表的なガスを挙げると、水素、メタン、プロパン、イソブタンなどがあります。可燃性ガスには、ある一定濃度のガス量と酸素が存在している状態で着火すると爆発するという性質があり、ガス爆発事故の原因物質となっています。 |
爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
1 |
0.6mmを超えるもの |
2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
発火度 |
発火温度 |
G1 |
450℃を超えるもの。 |
G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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可燃性ガスの爆発の濃度
燃焼(爆発)する濃度の範囲は、ガスの種類によって異なります。
爆発する濃度の上限が「爆発上限界(UEL)」、下限が「爆発下限界(LEL)」といいます。
可燃性ガスが空気と混合して、着火によって爆発を起こす最高温度が爆発上限界(UEL)
可燃性ガスが空気と混合して、着火によって爆発を起こす最低温度が爆発下限界(LEL)となります。
可燃性ガスの爆発危険濃度管理には、特に爆発下限界(LEL)が゛重要になります。
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